2007年 02月 13日

リリースされたヤマメ。そして胸鰭の無いイワナ。

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この写真に写るヤマメ。口元に大きな傷跡が見受けられます “いったい何故?”
実はこの魚を釣ったのは、我がホームリバーである神流川C&R区間です。
ではなぜ、こんな姿になってしまったのでしょう。色々な事が推測できますが、以下の事が考えられます。第1に大きいフックを使って釣り上げられた際に魚が大暴れをした為。第2に以前このヤマメを釣った釣り人が、大きいバーブ付きフックを使って釣りをし、無理矢理釣鉤を外そうとして出来てしまった事が上げられると思われます。




ちなみに神流川のレギュレーションではシングルフックでバーブレスのみの釣りは許可されておりますので、2本以上のフックを使った釣りやかえしのある釣鉤を使う事は遊漁規則違反で罰せられます。
しかしこの大怪我をしたヤマメ、まさかこうなるとはヤマメも思っていなかった事でしょう。そもそもこのヤマメは漁協によって放流され、渓魚が再生産を繰り返す渓を目指している漁協の熱意を、この怪我をしたヤマメはその一躍を託されたうちの1尾だったはずなのです。
我々釣り人は時には釣欲に負けてしまう時も多々あると思います。私もそれはよくある事ですが、実際怪我をした渓魚を見てしまいますと悲しい気持ちになってしまいます。渓魚に限らず、釣りする上で是非、愛のある釣りを実行されていただければと思いますし、自分でもそうしたいと強く思います。

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続きましてこの写真のイワナ。何処か変ではありませんか?
成魚放流で放された魚体ですが何故か胸鰭が片方ありません。この片胸鰭イワナ、釣れるイワナのほとんどがそうでした。今現在の養殖技術を考えてみてもこれは酷いと思い、このイワナが釣れた東北地方のとある漁協に尋ねた事があります。その時の答えは「そんな筈はない。うちは厳選された魚のみ放している」の一点張り。しかし現に私だけではなく、同行した友人にも同じ様な魚体のイワナが釣れているし…。そもそも4〜5年前まではこんな事は無かった川がどうして?
昨年、この川に行った友人に聞いた所、やはり片胸鰭イワナが沢山釣れたとの事です。ちなみに私の知人が板前をしており、以前その話をしたところ「料理の世界でも価値はない」と言っていたのが心に残りました。

この2匹の渓魚たちに共通して言えるのが決してヤマメもイワナも悪くないのです。
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by oga179 | 2007-02-13 01:50 | FlyFishing | Comments(6)
Commented by inax at 2007-02-13 15:30 x
片ヒレ欠損ですか?
養魚場の流れるプールで…擦れちゃったんでしょうかね?

 少なからず判ったのは、地元の漁協にとって「魚のヒレなんかには無関心だよ」!ってトコロでしょうか (-.-;) 。
Commented by Rolly at 2007-02-13 21:44 x
みゃ~~~~どです♪
養魚場の飼育?というか養殖状態って魚達の容姿にモロに影響出るみたいですね。過密状態のストレスから鰓蓋や、胸鰭がやたら未発達だったりして・・・。勘とか、雰囲気的に、、、という感じではあるし、友人達と釣れたイワナの話からなのですが、そんな未発達状態って遺伝しちゃうんじゃないかな??と思えるんです。

ヤマメのお口はとても痛々しいですね。おっしゃるとおり、再生産を託され、漁協や釣り人の期待を背負ったヤマメなのだから、大事にしていかなくちゃ、、、と改めて実感しました。
Commented by 練馬の住人@夜勤中 at 2007-02-14 03:33 x
inaxさん今晩はです。
すみません、携帯メールですが先程届きました。最近、携帯メールの遅延が多々あり、困ってます(泣)
しかし漁協(行政担当者でもありました)の担当の方がこれでは参ります。魚影は濃いのですが魚がねぇ。さしずめ「質より量」なんでしょうね。悲しい現実です。
Commented by 練馬の住人@夜勤中 at 2007-02-14 03:39 x
Rolly君 みゃ〜〜〜〜〜どです。
確かに養魚場の飼育システムもよりけりですから、全部の養魚場がハイレベルな技術を持っているとは限りませんね。でもね、遠路遥々長時間、車を運転してこの魚を釣って何か寂しい気持ちになってしまいました。器に相応しくないんじゃぁないかと、本当に残念で仕方ありません。
Commented by さこ姐 at 2007-02-14 10:15 x
ひれの無い魚くんが悪い訳ではないのに・・・釣っても釣っても同じ状態のこばかり、やっぱ言い様のない気持ちになりました。ぽこぽこ釣れなくてもいいから、以前の様な綺麗な魚に会いたいです。
とても魅力的な川ですものね・・・
Commented by 練馬の住人 at 2007-02-14 15:45 x
さこ姐さんこんにちはです!
本当に突然現れたというのが適切な言葉かわかりませんが、そのぐらいボクも驚きを隠せないほど落胆しました。「きっと翌年はナイスバディのイワナ君が泳いでいるはず!」と、期待してましたが。
でもここで釣れるヤマメ、めっちゃくちゃ奇麗なのが唯一の救いでございます。


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