遅れ気味だった春の訪れ。
遅れを取り戻そうとしているのか、一気に陽気は初夏を感じる時も少なくない日が続いてます。
雨降りの翌日、山間部では清々しさで満ちていて、何度も大きく深呼吸してしまうほどの安らぎの空間に酔いしれたのでした。
雪深い山里では若葉が萌えると同時に草花も華麗な姿を見せてくれます。
植物の鼓動を感じながら渓へ入るば、そこにも生命の源、繁殖行動を済ませた形跡が辺り一面に広がっていました。
ヒキガエルの卵。渓の岸際には足の踏み場も無い程のテンコ盛り。
ウェーディングしていると一瞬ヘビかと思って、焦るんだよねぇ。
もうしばらくすれば、卵からふ化したオタマジャクシの姿を見る事が出来るでしょう。
そう言えば以前、尺イワナのストマックからオタマジャクシだらけ出てきた事がありましたなぁ。
小魚を補食していればフィッシュイーターって呼ばれますが、オタマジャクシの場合はどう呼ぶんだろうか?