3年前の秋、サーモンフィッシングで訪れた時に撮影した請戸川河口付近。
朝の日差しが雲の切れ間から差し込んできた。ボクは川に立ち込み、無心になってロッドを振っていた時でした。今にも神様が天から降臨してきそうな光景が広がったのです。
そんな請戸川も先週の大震災で大津波が襲い、街も壊滅的な被害。おまけに原発事故の危険にもさらされています。
地元新聞社の
ホームページを閲覧していると、そこには目を背けたくなるぐらい、あまりにもショッキングな空撮写真が載っていたのです。
思いつく言葉が出ません・・・
ボクの故郷“福島”では大地震に大津波、そして原発事故の3重苦に加えて今、新たな被害が襲ってます。それは“風評”という人がもたらすデマや噂による被害。簡単に言えばイジメですな。
はかりしれない自然の力も恐ろしいけど、人間も恐ろしい。
風評という牙を向けるのではなく、善意を向けて欲しいと切に願うばかり。