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2010年 06月 16日

遠き面影と直面した現実

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またまた郡山へ行ってきました。今回も夜勤を終えてからの日帰り弾丸帰省なのです。
ほんの数年前までは夜勤明けで渓へ行っていたというのに、昨年ぐらいから結構キツく感じるようになってきました。
最近、帰路の通勤電車に乗っても乗り過ごす事多数。今回は新幹線ですので洒落にならないと携帯電話のアラームを到着5分前にセットし、睡魔とともに仮眠を。しかし悪夢が目覚めとともに襲ってきたのです!
眠りから覚め、車窓を見渡すと見慣れぬ光景が広がっています。
すると…

まもなく仙台です♪と車内アナウンスが。

やっちまいました。
仙台駅で上りの新幹線に急いで乗り換え、約2時間のロスと交通費が吹っ飛んだ事は言う迄もございません(><)



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郡山駅に着いたのは昼過ぎになってしまいました。
昼食を食べようと思って昔、母と妹と来た駅前のアーケード街へ行ってみたのですが、そこは当時の光景とは全く異なっていたのです。
はっきり言ってスラム街そのもの。活性なんぞ全くありません。
30年前は多くの人々がやって来て、街は賑わっていたのに今では人も疎らな状態でした。
郡山も他の地方都市同様、郊外化の発展が進み、強いては駅前から人々が消えてしまったのです。
無理もありません。田舎は車社会そのもの。車で気軽に行ける利点である郊外型ショッピングパークの方が便利なのですから。



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街の変わり様に呆然としながらアーケード街を歩きました。
学生時代に友人と何度か通った激安定食屋を思い出し、そこへ向かいましたが店の面影もないまま閉店していたのです。跡地に出来たいたのは写真の通りでございます。
商業形態の変化によって衰退し、同時に思い出までも消えてしまった故郷のアーケード街。
寂しい気持ちでいっぱいではありましたが、その脚で向かった母が入院する病院でもやり切れない気持ちになるとは…





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母と同じ部屋に入院をしていた20代後半の女性がベットから居なくなっていました。
無事退院したのかと思って母と話をしていると、一人のおばさんがこちらにやって来たのです。
深々と頭を下げられたので、こちらも同じ様に深々と頭を下げました。
先に頭を上げたのはボク。するとその方が涙を流しています。
「生前、娘が大変お世話になりました。娘が最後の時にお隣の方と、その息子さんに礼を言って!」と、言われて逝かれたそうです。

「・・・・」

掛ける言葉が思いも付きません。
母はともかく、自分は缶ジュースをおごっただけ。それなのに…
2週間前、母とボク。そしてその方とドリフネタで爆笑ネタで盛り上がり、看護士さんに注意されるぐらい大笑いしたのに何でだよ〜
こんな事になるんだったら、もっといい物をおごればよかったと後悔するばかり。
ただただ後悔と合掌するしかないジブンが情けない。


婦人科病棟、新しい誕生の場だけではない事。これほど酷な場所とは…
誰もがHappyな人生を迎えたい!と思うのが普通。でも、そうではない事も多い現実。
色々考えさせられた帰路は逆に眠れなかった。
「死と向かいながらの人生。貴方は少しでも考えた事がありますか?」
そう問われながらの日帰り帰省だったのです。
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by oga179 | 2010-06-16 22:07 | Love TOHOKU


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